本楽 | |
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宵宮の夜、夜露をしのぐために曳山はテントにすっぽりおおわれていますが、
本日の早朝には再び同幕や見送りを付け、さらに神前用に御簾などで飾ります。これを飾り山といいます。
まだひとけがない早朝、神前に飾られた曳山からは荘厳な雰囲気を漂っています。 登り山で停めた位置は参道に対して真っすぐですが、狂言を奉納する際には舞台を湯谷神社の本殿の方向に向きを変えます。 |
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神前の奉納が始まる正午前になるとお客様が続々と集まってこられます。
まもなく役者達も役者係に担がれてた参道を登ってきます。
古くから伝わる中国で作られた綴れ織の見送り幕は傷みがひどいため本楽の時にしか使いません。境内を出てしばらくする
新しい見送りに替えてしまうので、この古い見送りを見ることができるのはほんの数時間です。 |